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近年、スマートフォンのロック解除機能として普及している本人認証を行う「顔認証」システムがあります。

店舗などの入退店管理などにも導入されるケースも増え、日常の中で顔認証に触れる機会が増えてきました。

その中、住宅にも顔認証で解除できる玄関ドアやマンションの共用エントランスに導入をした賃貸住宅が登場し普及し始めています。

セキュリティを求める声が年々増加している中、ITを活用した設備導入の賃貸住宅が注目されています。

その中で「顔認証」によるセキュリティは、どのようなメリットでどんな未来になっていくのでしょうか。

セキュリティ精度が高い

顔認証システムでは、人の顔情報なので、ドアを開錠する従来の鍵やカード、暗証番号とは違い、落とす事や盗まれる事もありません。

偽造することは極めて困難ですので、他のセキュリティと比較してもかなり安全性が高いものだと言えます。

今後、行政や警察がデータベースを共有してストーカーや指名手配犯など特定人物を認証して緊急連絡をするシステムなど、多くの活用の幅が広がる未来が来るかもしれません。

鍵の紛失やパスワード忘れがない

顔認証によって「鍵」を意識することがなくなります。

帰宅したときに鍵を落としたて部屋に入れない、、鍵やカードの再発行で費用がかかる、、、といった手間が一切不要になります。

これは非常にシンプルでメリットと感じるのではないでしょうか。

スマートフォンで鍵を開錠できるスマートロックの普及も増えていますが、スマートフォンすら不要になりさらに便利で安全になります。

Withコロナの時代に感染症対策

オートロックマンションは、従来の鍵、暗証番号入力、指紋などによる認証システムで共用エントランスに指で触れる必要があります。

複数人が接触しているため、細菌やウイルスなどが付着している可能性があります。

またエレベータも顔認証によって降りる階を自動認識してボタンに一切触れることなく乗り降りできることも可能になります。

非接触を求められる時代に感染症対策としても注目されています。

物件案内時の効率化

仲介業者が案内する際に行っていた鍵のやりとりが不要になります。

馴染みのある不動産会社担当者の顔を登録したら、案内時に合わせてPCなどから解錠許可を設定するだけで案内が可能になります。

エントランスのオートロック解除番号を伝える事が無くなり、より入居者にとっても安全性や事件が無くなり安心して入居することができます。

自主管理のオーナーはもちろん、管理会社としても嬉しい機能になります。

まとめ

顔認証システムは、様々な場所で導入が増加しています。

店舗などは、マーケティング分析として性別や年代、来店日時のデータ解析をして新しいターゲット層へのアピールやキャンペーンを企画。一種の広告として活用をしています。

賃貸住宅おいても照合結果が記録され残ることでセキュリティが向上するというメリットがあります。

また家族などの特定の人物を登録することにより、不在時でも入居が可能になります。

連絡がとれないなどの緊急時などにも安否確認を行うことができ、高齢者の入居者にとっても安心できます。

当社も住まいに対してIT活用に取り組み、入居者様にとって快適で安心・安全な住まいの提供を目指してまいります。